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ハンディフォーミング
ケーブル
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背景
フレキケーブルやセミフレキケーブルは柔軟性があるものの、セミリジッドケーブルと比較すると特性面で劣ります。セミリジッドケーブルは特性は良い一方、硬い。両面を満足するようなケーブルはこれまでありませんでした。 -
課題
通信機器装置内でケーブル接続する際、フレキケーブルやセミフレキケーブルよりもセミリジッドケーブルの方が特性も良く安定していますが、セミリジッドケーブルは硬く、機械や治具を使用して曲げ加工をする必要がありました。
曲げ形状を有するセミリジッドケーブルの図面は、曲げ位置や寸法が少しでも異なると、新たに図面を作成しなければななりません。また、フォーミングを施したセミリジッドケーブルは、在庫棚や保管場所を広く占有してしまいます。 -
解決
こうした課題を解決するために、当社はセミリジッドケーブルを内製している点を活かし、従来品と比較し、約半分の柔らかさのセミリジッドケーブルである「ハンディフォーミングケーブル」を開発しました。簡単に手で曲げられ、形状も維持される為、手軽にフォーミングが行えます。
※ご注意:繰り返しの曲げ伸ばしは出来ません。■優れた高周波特性
低損失セミリジッドケーブル構造の為、挿入損失も少ない。■曲げ加工図の作成不要
弊社より真っすぐな状態のまま提供し、お客様で曲げていただく為、曲げ加工図が不要となり、図面作成や図面管理が簡素化できます。■様々なケーブル長・コネクタに対応
50mm単位で標準長を設定しておりますので、細かな長さ違いのケーブル製作が可能です。
ミリ波からマイクロ波まで各種コネクタに対応しております。数量を纏める事で、更に優れたコストパフォーマンスをご提供することを可能としました。
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用途
内部配線、通信基地局・半導体テストセット等の各種通信機器・計測機器の内部及び外部配線